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制作の裏話などなど。
ネタバレ満載なので、本編試聴後に見て下されば幸いです。


1st Grade

テーマは「友情」。高校1年ということなので、入学直後のあるある的な話です。
ちなみに、希望の進学校に行けなかった亜紀のエピソードは私自身が中学時代に周りであったガチ話です。
(その人は結局、滑り止めで受かった学校へ一旦入学し、受験し直してその希望の進学校へ行ったとか)

キャラクターの方も、いつも不機嫌で暗い亜紀、対照的にいつも明るく元気なひかり、と全く間逆の性格の2人でしたが、
書いていて楽しかったです。化学反応のようで(笑。
ちなみに、命名の由来に関してですが、亜紀は確かフルネーム含め、呼びやすさで付けた記憶が…(お前。
ひかりは、「明るい子→明るい→光」という単純な連想ゲームの末です(爆。
美鈴に至ってはテキトーに名前っぽいのをPCで打って変換したら、それっぽいのが出たので即採用しました(酷過ぎる。

最後のシーンで、ひかりが言っていますが、
例え、希望外の学校で3年間過ごす事になっても、3年間全てが「つまらない」という訳ではないと思います。
ほんの少しかもしれないけれども、楽しい出来事があったり、良い友達に巡り合えたり…
人生何が起こるか分からないですからね!
そんな事を感じ取って下されば幸いです。

【暁 虚様からのラフ画はコチラ】  2人の明暗の差を上手く表現して下さり、感謝です!

2nd Grade

テーマは「部活」。進学校とか早いところでは、高校2年で部長の引継ぎがある事から、このテーマにしました。

大体、部長に選ばれる子って、スバ抜けて才能があったり、目立つ子が選ばれると思うのですが、
啓太のように特別な才能がなかったり目立たない子でも、選ぶ事があるんじゃないかなぁと思いながら書きました。

キャラ作りの方も、啓太が割とネガティブ思考の子なので、それと対照的になるよう祐輔のキャラを作りました。
で、祐輔だけでは性格的な意味で不安があったので、そのフォロー役として、しっかりもののお姉さんである莉子を作りました。
結果、作って正解でした(笑)。居なかったら、途中で祐輔が走り去った後、どうしたら良いか啓太は分らなかったですものね(爆)。

ちなみに、莉子の中華屋の設定ですが、男子高校生の部活の後と言ったらガッツリ系→なるべく安く食べられるもの→ラーメン?
というこれもまた連想ゲームです。
(笑/でも実際、私の実弟が部活やっていた時は、ラーメンを食べてから帰ってきたらしいので、それで良かったと)

編集に関しては、実はこれが一番時間がかかりました…。
あの莉子の長台詞が自分がやっていたという事もあり、もう恥ずかしい恥ずかしいのループ+BGMを重ねると台詞が聞こえ辛くなるのでそこの微調整でもう……
挙句、編集中にも関わらず、我慢できなくて全部録り直しました。
…それが吉と出たか凶と出たかは皆様のご判断に委ねます。ヒィ。

【暁 虚様からのラフ画はコチラ(1枚目)】  【暁 虚様からのラフ画はコチラ(2枚目)】
莉子のブレザー有り無しバージョンです。

3rd Grade

テーマは「進路」。高校3年生という事で、大学の進路もありますが、それ以外にも将来について真剣に考え始める時でもあるのかなと思い、このテーマにしました。

この話は私が中学時代に演劇をやっていた時に、当時の顧問の先生から語られたエピソードです。
(所々で少し変えているところはありますが…)
ちなみに、キャスト様の中でもこの話に共感した方が多く、一番受けが良かった作品です。
私自身も特にラストで気に入っている話です。(自画自賛)

八木先生が言っている、「教師というのは生徒の夢を応援するもの」という言葉ですが、
これは私が大学時代に教職の勉強をしていった中で感じ取ったものの一つです。
教師っていうのは、子供にとっては親に次いで接する「大人」であるから、厳しく接したり、優しく接したりして
子供を成長させていく役目を担っているのではないかと感じます。
夢も最初から「出来ない」と決めつけずに、「じゃあ、どうするか?」と可能性を探す事も先生の役目だと思います。

最近では、教師の不祥事とかで、教師=ダメな奴という風潮もありますが、それでも教師というのは素敵な職業だと思います。
……まあ、大学で少しかじっただけの奴が何言ってんだ!という話ですがね!←

ちなみにこの話、ボイスが3話の中で一番早く全て集まったので、編集も最初に終わりました。
(逆に最後だったのは、2nd Gradeです/苦笑)
なお、この話だけではないのですが、実は自作の効果音が幾つかあります。
是非、探してみて下さいね(笑)。

【暁 虚様からのラフ画はコチラ】  実は八木先生はこんなにもおっきいです。